新型コロナウィルスにより、あらゆる物が品切れになる現状について。

歴史に残るであろう生活に大きな影響を与えるウィルスが現れました。
その名「新型コロナウィルス」です。知らない人はないでしょう。
テレビやネットなので、多く取り上げられているので、「新型コロナウィルス」については触れないことにします。

本日、お伝えしたいことは、
現在、起きているマスク、トイレットペーパー、ラーメン、パスタなどの品切れについてです。

いつまで、「新型コロナウィルス」が続くか、今後どうなるのか不安で仕方ない方が多くいらっしゃると思います。
その中、SNSなどインターネット情報をそのまま信じて、起きてもないことを現実だと思う心理があるようです。

流行っていたデマとしては「マスクとトイレットペーパーの原料は同じ」「新型肺炎の影響でトイレットペーパーが今後なくなる」「トイレットペーパーを買いだめしておけ」などです。
冷静に考えれば、笑うしかないデマです。

・「マスクとトイレットペーパーの原料は同じ」
マスクとトイレットペーパーの原料が同じだ!というのは5歳児ぐらいの発想に過ぎないです。
それは紙が原料だからという考えでしょう。パルプを使うのは同じなので、マスクとトイレットペーパー(紙であるだろうとする日常用品)が足りなくなるという発想。

まず、根本的な話から間違いです。
家庭用の使い捨てマスクの場合はほぼ化学繊維であり、「織っていない布」でできています。
見た目が、紙っぽいだけであり、紙でもパルプからでも作るものではございません。

マスクのパッケージを確認してみてください。
原材料欄にはすべてPP(ポリプロピレン)やPE(ポリエチレン)と書いてあるはずです。

・「新型肺炎の影響でトイレットペーパーが今後なくなる」
これも、よくある話で、詳細は「トイレットペーパーを生産していた中国の工場が止まった」ため、今後なくなるというストーリーです。
これは実際どうでしょう。
日本の紙製品は90%以上が国産品だそうです。また、震災や水害などの場合は工場を動かせないので、
多少は足りなくなるけど、数日すれば解決できる量を生産できる仕組みになっているようです。

ここで、疑問を感じる方もいらっしゃると思います。
”そしたら、何でスーパーなどにトイレットペーパーが数日も品切れなんだ!!”
そうですね。 これもわけがあります。
結論から言いますと、生産ラインが稼働できても、買い占める速度が速すぎて運送業者の手が回らない状況ということです。
みんな、冷静な判断をせず、不安で物を買ってしまうので、あらゆるところで品切れになり、あらゆるところから仕入れをしてきます。
そうなると、生産ラインが運送業者に配車し各店舗に配送する仕組みですが、尋常じゃないスピードで買っていくので、配送に間に合わないということです。
わかりますよね?納得できますよね?

正しくない情報を見るのは、時代なので仕方ないとしますが、
正しくない情報をそのまま信じてしまうのが問題だと思っている最近です。

「新型コロナウィルス」の危機より、人々の愚かさが世の中をダメにしている気がして残念な気持ちでいっぱいです。

トイレットペーパーなくても、死にません。
必要な方が使えるように、みなさん必要な分だけ購入しましょう。

マスクも同じです。
私が100枚買うと、だれか必要な人が一枚も買えないかもしれません。
モラルのある人間になってほしいです。

元気な私より、弱者が使えるように程々にしてください。
本当に、お願いします。

物がここまで溢れている時代に、買い占めは本当に馬鹿な行動だと早く気づいてほしいです。必要な分だけ、買って、足りなかったらまた買いに行く行動で十分です。
また、トイレットペーパー、パスタなどが足りなくなり、本当に危険な時はまず水問題もあるだろうし、もうこの世の終わりだと考えた方がいいのではないでしょうか??
大事なのが何なのかを考えてほしいです。
自分だけ必要なものを買い占めて、必要な人が買えない状況が普通であることなのかを真剣に考えてみてください。

本当に、お願いします。

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