視聴率は、特定テレビプログラムを視聴した率を表すものです。
視聴率を計算する理由としては、広告の価値を決めるためです。
NHKの受信料があるので、ただとは言えませんが、払ってない人にはただで、面白番組をみれるという仕組みになっています。
俳優のギャラが数百万円だとか、お笑いの芸人のギャラが数百万だとかのお話があると思いますが、
そのような金額を出せるのもすべて広告費用から算出される費用となります。
よく番組の間に流れるスポンサーの広告や、テレビに漏出される物などもすべてが広告品なのです。
ヤマダ電機LAVIやビックカメラに展示されているものと同じなのです。
視聴率が高いというのは、広告がたくさんできて(多くの人が見る)、多くの人が購入する確率が増えるという意味となります。
基本的に放送局の利益でもっとも多くの部分を示しているのが、広告費になります。
そのため、刺激的な内容、みんなが興味を持ちそうなものを選別して、有名人を使いながら、放送を作り上げるのです。
そこで、気になる部分ありませんか?
最高視聴率という表現で、最高の1分など発表がよくありますよね?
みなさん、どうやってそこが一番面白いところだと思って、集まって、視聴率が高くなるのか気になりませんか?
まず、視聴率の取得方法について知らないといけません。
視聴率は、私たちのテレビを監視してデータを取得するわけではなく、
全国27地区それぞれで調査しています。
なので視聴率は地区ごとにあります。
サンプル数は調査地区によって異なるのですが、関東地区では900世帯、
関西地区と名古屋地区はそれぞれ600世帯です。
対象となった世帯に専用の測定器を設置し、
早朝5時から翌朝5時まで24時間の視聴データを収集します。
関東地区に1800万世帯と言われてますが、たっだの900世帯のサンプル数なんですね。
これは、数学的な根拠があるようですが、、、、標本誤差は±2.0%だそうです。
関東地区であれば、900世帯がみたテレビの番組を集計して、視聴率を出すわけです。
よく、視聴率20%って言っているけど、私の周りには全然みてないんだよねなどの経験あると思います。
それが上記の視聴率の取得方法のためなのです。
それで、最高視聴率というのは
900世帯が30秒以上見続けて番組が視聴率の分単位で集計されるため、
突発的に面白い場面だ!!!!見よう!!になったわけではなく、
最初から上々に集まった人数が、最終的に一番面白いタイミングで集まり、
面白くなくなったら、30秒後から離れていくという計算の仕方になります。
なので、最高視聴率は番組の最後あたりに入ることになり、その間に広告を出すことが
一番効率のいい広告効果が得られるというわけです。
こういうのを考えると、やはりテレビというのは恐ろしいかもしれません。
みんなが興味があるものをいかに刺激的に見せて、その中で広告を出し、お金を稼ぐという仕組み。
金銭的な損はないけど、洗脳されるかもしれませんね。